秋田幼稚園・園長のあいさつ
秋田幼稚園の隣には、秋田高陽教会(旧・秋田基督教会)があります。1884年、アメリカから来たガルスト宣教師達が、秋田で伝道したことに始まります。「伝道」とは、「多くの人に神の愛を知らせること」です。自分が神に愛されていることを知り、そこから全てに、 思いやりのある世界が来ることを信じて、宣教師達は命をかけて、遠い日本に来ました。 1905年、秋田高陽教会(旧・秋田基督教会)のニーナ・スチーブンス宣教師夫人によって、 秋田で最初の幼稚園として秋田幼稚園が開設されました。設立当初から大事にしてきたことは、キリスト教の教えに基づく保育です。人格形成の土台といわれる幼児期に、ご家族や保育者の愛情、永遠に変わることのない神の愛によって、「自分はかけがえのない大切な存在である」と知り、自分の存在や、自分と友だちの違いを知ると共に、家族や友だち、 まわりの人を信じる心、大切にする心が育まれます。
「幼子はたくましく育ち、知恵に満ち、神の恵みに包まれていた」 (ルカによる福音書2章40節)
これは、子どもたちのお誕生日をお祝いする時の聖書のみことばです。 子どもたちは、皆、神さまに愛され、慈しまれ、必要とされて、この世に生まれました。 真心から愛を注ぐことで、子どもたちは必ずそれを受け止め心も体も豊かに育ちます。 我々保育者も、神さまから託された子どもたち一人一人を心から受け入れ、愛し、そして 神さまから与えられた、それぞれの贈物を大切に育む使命を担っていきたいと思います。  

園長 中川文代


秋田幼稚園について
秋田幼稚園は、キリスト教保育を行っています。
子ども一人ひとりが、神を敬い人を愛する精神を養い、
人格形成の基礎をつくり、心身を育むための、保育・教育を目指します。


秋田幼稚園について 秋田幼稚園について
一人ひとりの心を育む、遊びを中心とした人格形成
遊びを通して信頼・自立・自律・協調する心を育む。
2
自然と触れ合い、美しさや不思議に感動する心を育む。
3
神様のくださる恵みに感謝する心を育む。
4
友達、家族、まわりの人を大切にし、ともに生きることを喜ぶ心を育む。
5
保護者と教師の信頼関係のもと、学び合い、支え合いながら愛情豊かに子どもと向き合えるようにする。



秋田幼稚園について
Generic placeholder image 子ども達の個性と人格をありのままに受けとめ、尊重することを、保育の第一歩としています。保育者は、子ども達との信頼関係を築くなかで、子ども自身が自分を信じ、自分らしい歩みをはじめることができるように、祈りながら成長を見守ります。
Generic placeholder image 子どもにとって、遊びは生活の中心であり、生きる力そのものです。工夫したり、悩んだり、納得するまで繰り返すなかで、思考力や想像力、そして「意志」が育まれます。私たち保育者は、子どもの好奇心や探究心を大切に受けとめ、子どもと共に心を動かす保育をしていきたいと願っています。
違いを認め合い、平和な社会を創る 「ダイバーシティ(多様性)」という言葉が広く認識される時代となりました。異なる人種や言語、文化、価値観、ライフスタイルに溢れた世界です。子ども達にもそれぞれに異なった背景があります。友だちと遊ぶなかで、子どもは自分と他者との違いを知っていくことでしょう。たくさんのぶつかりあいや葛藤を通して、悩み、考え、やがて理解し合い、「共に生きる」ことを学んでいきます。違いを認め合い、力を合わせることの楽しさ、平和な社会を創り出す喜びを味わうまでの「道すじ」を大切にしたいと思います。
神様の恵みを知り、世界に目を向ける 自然の美しさや不思議さに気づき、その恵みに感謝する心を育みます。しかし、世界に目を向けるとき、現実には人と自然との関係や、国と国との関係に多くの課題があります。子どもたちと共に、人と自然の調和、世界の平和に、私たちがどう貢献できるのか、共に祈り、考え、やがて行動できる人になれるようにと願います。
竿燈やナマハゲ太鼓といった伝統芸能に触れたり、スポーツや芸術のプロの技を体験したりする機会を提供しています。また、毎年園庭の梅の木から実を採り梅ジュースを作るなど、その季節ならではの実体験も大切にしています。
「温かいものは温かいうちに 冷たいものは冷たいうちに」をモットーに、安心・安全な食材に心がけ、手作り給食を提供しています。神さまの恵みに感謝し、友だちや保育者と共に食べる喜びや楽しさを味わうことを大切にしています。また、食物アレルギーにも対応していますので、ご相談ください。

秋田幼稚園について

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