教育方針

秋田幼稚園の理念

秋田幼稚園は、子ども一人ひとりが、神を敬い人を愛する精神を養い、人格形成の基礎をつくり、心身を育むための、教育・保育を目指します。

秋田幼稚園の保育目標

秋田幼稚園の保育は、子ども一人ひとりが、神さまを愛し、人を愛し、自然を愛する心を持った子どもとなるように、祈りつつ生活します。

秋田幼稚園の教育・保育の方針

キリスト教保育を行います

  1. 子どもが、自分自身を大切なひとりとして受け入れられていることを感じ取り、自分自身を喜びと感謝をもって受け入れるようになる。
  2. 子どもがイエスさまを身近に感じ取ることを通して、見えない神さまの恵みと導きへの信頼感を与えられ、「イエスさまと共に」毎日を歩もうとする思いを持つようになる。
  3. 子どもが、互いの違いを認めつつ、一緒に過ごす努力をし、そのことを喜びとするようになる。
  4. 子どもが、心を動かし、探求し、判断し、想像力をもち、創造的にさまざまな事柄に関わるようになる。
  5. 子どもが、私たちの生きる自然や世界を神さまによる恵みとして受けとめ、それらの事柄に関心をもち、自分たちのできることを考え、行うようになる。
  6. 子どもが、してはいけないことをしようとする思いが自分の中にあることに気づき、そのような思いに負けない勇気をもち、行動するようになる。

一人ひとりの心を育む

子どもたちは、神さまから命を与えられ、愛されているかけがえのない存在です。その個性と人格をありのままに受けとめ尊重することが、保育の第一歩です。私たち保育者は、子どもたちと信頼関係を築くなかで、子ども自身が自分を信じ、自分らしい歩みをはじめることができるように、絶えず祈り、見守りながら、成長を応援したいと思います。

遊びを中心とした人格形成

 幼稚園は子ども達が主体的に生きる場です。自分で目標を持ち、意欲的に取り組む経験を重ねることで、感覚を磨き、思考やイメージを深めて行くことができます。また、交わりの生活を通してまわりの人と共に生きる人格の基礎を育みます。
 子どもが夢中になって、いきいきと遊ぶことは、「生きる力」に大いにつながります。工夫したり、悩んだり、納得するまで繰り返すなかで、思考力や想像力、そして「意志」が育まれます。私たち保育者は、子どもの好奇心や探求心を大切に受けとめ、子どもと共に心を動かす保育をしていきたいと願っています。
 友だちと遊ぶなかで、子どもは自分と他者との違いを知っていくことでしょう。たくさんのぶつかりあいや葛藤を通して、悩み、考え、やがて理解し合い、「共に生きる」ことを学んでいきます。認め合い、力を合わせることの楽しさ、喜びを味わうまでの「道すじ」を大切にしたいと思います。

神さまの恵みを知り、世界に目を向ける

自然の美しさや不思議さに気づき、その恵みに感謝する心を育みます。しかし、世界に目を向けるとき、現実には人と自然との関係や、国と国との関係に多くの課題があります。子どもたちと共に、人と自然の調和、世界の平和に、私たちがどう貢献できるのか、共に祈り、考え、やがて行動できる人になれるようにと願います。

本物に触れる保育

子ども達は、「本物」に触れる経験を通して、良いものを目指して主体的に取り組んで行きます。秋田幼稚園では、文化、芸術、スポーツなど、子ども達が本物に触れる機会を提供します。

食を重視する保育

子ども達の心と体を育む上で、食事は大切です。園では、友だちや保育者と共に、神さまからの恵みに感謝しつつ、楽しい食事の時となるように心がけます。また、食を通して生きる力を育むために、体に良くて安心・安全な食材、美味しく楽しい給食を心がけています。